コロナ禍での働き方も落ち着き、以前の忙しさが戻ってきている方も多いのではないでしょうか。
うず高く積まれた仕事の山を前にすると、長時間働き、量をこなすことに囚われがちですが、クオリティの高い仕事を提供することこそが、クライアントから信頼を獲得する方法です。
しかし、現実はToDoリストや納期に追われると、頭が混乱してクオリティが低下してしまいます。
私も、プロジェクトを複数同時並行でこなす必要が出ており、身体と心を追いつかせるのがやっとの状態が続いています。そこで、今回は燃え尽き症候群に陥らずにハイパフォーマンスの仕事をこなすヒントをお送りします。
自分の健康を優先させることこそが、最高のパフォーマンスを発揮できます。
３つのアドバイスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
こまめに休憩する
1日の時間は限られています。休憩を取るよりも、息をつめ我慢して仕事をこなすのが一番だと思うかもしれません。
しかし、ストレスを感じたときに、たった5分間の休憩することで、その後の数時間を驚くほどスムーズに進めることができます。
私たちの脳は常にエネルギーを消費しており、エネルギーをチャージしないと、あっという間に底をついてしまいます。その結果、アイデアや集中力が失われ、意思決定の疲労を招き、誤った選択をすることになります。最高の仕事をしたいのであれば、壁にぶつかったまま押し通すことが必ずしも最善の選択とは限りません。
瞑想したり、本を読んだり、散歩をしたりする時間を持ちましょう。在宅勤務などハイブリッドワークが可能であれば、仕事の合間に家事をすることでも生産性を上げることができます。掃除機をかける、夕食の準備をする、洗濯物を干すなどのちょっとした気分転換を取り入れてみましょう。そうすることで、脳にエネルギーがチャージされ、やる気が回復して、最高の仕事をする手助けになります。
“ノー “と言う
増え続ける仕事をコントロールするためには、まず、上司との1on1ミーティングを取り入れてみましょう。
上司には、自分の抱えている仕事、休暇の予定、キャリア目標、個人的な問題などについて、常に最新の情報を伝えておきます。自分を一番理解しているのはあなた自身なので、自分の気持ちに素直になることが大切です。上司に常に報告しておけば、万が一、仕事を断らなければならなくなったときでも、上司はあなたの味方になってくれるはずです。
プロジェクトを依頼されたら、即答せず、自分の仕事と私生活のバランスを真剣に考え、引き受けるだけの余力があるかどうかを考えてください。優しさや断りづらさから無理に引き受けると、業務に圧倒され燃え尽きてしまいます。
休暇を積極的にとる
まとまった休息の時間をとることで、集中力を高め、エネルギッシュになり、仕事に対して前向きな気持ちを保つことができます。
そのために、休暇を積極的にとりましょう。
複数のプロジェクトや厳しい納期を管理していると、休暇を取る時間を確保するのは難しいかもしれませんが、多少強引にでも取ることが重要です。
そして、休みの日には、仕事のことは頭からサッパリと切り離しましょう。メールもチェックせず、仕事に戻ったら何をしなければならないのかなどは一切考えずストレスを感じないようにしましょう。
以上の３つに共通することは、自分自身のメンテナンスが最も大切だということです。さっそく明日から取り入れて、最高のパフォーマンスを発揮していきましょう。
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