菅野智之のシカゴ・カブス加入の可能性に高まる期待
シカゴ・カブスは、再建期に突入したいま、チームの弱点である先発ローテーション強化を迫られている。
今オフ、カブスは日本のエース・菅野智之をターゲットに挙げており、MLBファンにとっても大きな話題となっている。
菅野は日本プロ野球で12年間にわたって活躍し、2024年には156.2イニングを投げて防御率1.67、111奪三振と驚異的な成績を残している。その安定感はカブスにとって「頼れる存在」となることが期待されている。
Bleacher Reportのケリー・ミラー氏は、「菅野はすでに34歳だが、その経験と実績はカブスにとって貴重な資産となるだろう」と指摘し、菅野が2〜3年の短期契約(年1500万ドル程度)で加入する可能性を示唆している。
さらに、菅野がアメリカに挑戦する背景には、同じ日本人投手である山本由伸や今永昇太の成功が後押ししている点も興味深い。
Chicago Cubs Predicted to Land Tomoyuki Sugano; Is That Enough? – On Tap Sports Net https://ontapsportsnet.com/mlb/tomoyuki-sugano-chicago-cubs-rumors-mlb-free-agents-corbin-burnes
「菅野だけでは不十分」との声も…本命はコービン・バーンズか
しかし、ファンや専門家の間では、「菅野だけではワールドシリーズ進出への力不足ではないか?」という声も上がっている。
カブスは2024年に低迷を続け、特に先発投手陣の層の薄さが露呈。
カイル・ヘンドリックスの退団が見込まれる中、シーズンを戦い抜くためには大物の獲得が不可欠とされている。
670 The Scoreのブルース・レバイン氏は「カブスが最優先すべきはコービン・バーンズだ」と指摘。バーンズは2021年のサイ・ヤング賞受賞者であり、過去3シーズンで防御率2.66を誇るリーグ屈指の投手だ。
バーンズとカブスの監督クレイグ・カウンセルはミルウォーキー時代からのつながりがあり、カブスにとってこの二人の再結集がさらなる強化につながるだろう。
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カブスに加わることで再注目される日本人スター軍団
菅野の加入が実現すれば、カブスには既に活躍中の鈴木誠也と2024年に加入した今永昇太と共に、日本人選手が3人揃うことになる。
これはMLBにおいても異例の構成であり、アメリカでも注目を集めることが予想される。
さらに、これにより日本国内でのカブス人気も一層高まるだろう。ファンの一人は「シカゴが日本とアメリカの架け橋になれるなんて胸が躍る」と期待を寄せている。
本気の補強でカブス再建は可能か?
ジェド・ホイヤーGMはファンに「再建期」として我慢を強いてきたが、今こそ大きな決断を下すべきタイミングに来ている。バーンズと菅野を両方獲得できればカブスは一躍、プレーオフ進出への道が開かれるかもしれない。
しかし、バーンズへのアプローチなしに菅野だけを獲得するのであれば、カブスの再建は依然として厳しい状況が続くことになるだろう。
今オフのカブスの動きはファンのみならず、野球ファン全体が注目している。シカゴが再び野球の聖地となる日は来るのか?この冬の一手に期待が集まる。
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