レッドソックスの吉田正尚、外野手としての役割を懐かしむ中、スイングの復調を目指す【海外の反応】

吉田正尚の現在の状況

シンシナティにて行われた試合で、レッドソックスの指名打者(DH)である吉田正尚が出場しました。

彼は5月1日から6月11日まで左親指の捻挫で故障者リストに入っていましたが、復帰後の9試合で打率.118(34打数4安打)、出塁率.189、長打率.147、OPS.336と苦戦しています。
復帰後の成績としては、二塁打1本、打点1、得点2、四球2、三振5となっています。

吉田の回復と打撃への取り組み

吉田は「現在、自分のスイングに問題はないと思っています」と語りました。
ボストンが4-3でレッズに逆転勝ちした試合の前に、そう話しています。

吉田の今シーズンのスタートはすべてDHとしてのものであり、左翼でのプレーはわずか1イニングのみ。昨年は左翼で84試合、DHで49試合に出場していたことを考えると大きな変化です。
レッドソックスの監督アレックス・コーラは6月11日に「現時点では吉田を外野でプレーさせる考えはない」と語っています。

吉田自身も「DHとして打ったことは日本でもありますので、試合中にできる限りの準備をしています。しかし、外野をプレーするのが恋しいです」とコメントしています。

吉田の契約と今シーズンの成績

30歳の吉田は、昨シーズン日本から5年9000万ドルでボストンに契約しましたが、今シーズンは打率.228、出塁率.302、長打率.316、OPS.617、ホームラン2本、二塁打4本、打点12、得点14、四球8、三振16という成績です。
レッドソックスのDHからの生産性は低く、メジャーリーグ全体でDHの長打率は22位(.372)にとどまっています。

怪我前の13試合では打率.318(44打数14安打)、出塁率.375、長打率.477、OPS.852と調子が上向いていたものの、怪我によってその流れが途切れてしまいました。
「怪我は仕方がないです。残念なことですが、今はここから上がっていくだけです。毎日全力でスイングを取り戻すために努力しています」と吉田は語ります。

吉田の今後の見通し

吉田は自身の打撃に自信を持っており、ヒットが増えることを期待しています。
コーラ監督も「ストライクゾーンをコントロールしていますが、タイミングがずれています。それでも良い打席を重ねており、いずれボールを打ち始めるでしょう。彼は硬い打球を放っていますし、我々は彼に満足しています」と述べています。

吉田正尚が再びフィールドで輝きを取り戻し、チームに貢献できる日が待ち遠しいです。
彼の復活がレッドソックスのシーズンにどのような影響を与えるか、注目していきましょう。

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