年の瀬といえば「有馬記念」ですよね。
有馬記念は、普段は競馬を見ない人にとっても特別な存在ですが、特に最近は「ウマ娘」が人気を博していることもあり、たいへんな盛り上がりです。
競走馬は、高速走行や長距離レースにおいて、スタミナと持久力が特に求められます。そのため、心身の健康を保つためにも休息と睡眠が必要になります。
そこで、今回は有馬記念の必勝を祈念して、「競走馬の睡眠」にスポットライトを当てたいと思います。
ショートスリーパー
競走馬は1日にどれくらいの睡眠をとるのでしょうか?
調査によると、競走馬は1日におよそ3〜4時間の睡眠をとることがわかっています。
これは、人間が1日に7〜9時間の睡眠をとることを考えると、とても少ないと感じるかもしれません。
馬は、独特の睡眠サイクルを持っています。
それは「徐波睡眠(じょはすいみん)」と呼ばれる深い眠りで、ゆっくりとした脳波と筋肉の弛緩が特徴です。
この除波睡眠は、リラックスし、心身を休めることができるため、休息と回復に重要な役割を果たします。呼吸や心拍数がゆっくりとなり、身体をリラックスさせることができるため、睡眠の質も良くなります。
そのため、除波睡眠により、短い時間でも十分な休息を得ることができるようになっています。
また、競走馬は1日のうちで短い昼寝を繰り返すため、少ない睡眠時間でも健康的な体を維持することができるのです。
立って眠る?
馬は、立ったまま眠ることができるように進化してきました。
その理由は、野生では立ったまま眠ることで、外敵から身を守ることができるからです。
馬は常に警戒心を保つことができるように進化しているため、瞬時に走り出せるようになっています。
また、立ったまま眠ることで、呼吸や循環が良好に保っています。
やっぱり寝そべるのが楽?
競走馬は、立ったまま眠ることができますが、ときどき横になって筋肉を伸ばすことも必要になります。
特に調教中の競走馬は、調教による体力の消耗を回復させるために、横になってリラックスすることが重要になるのです。
横になってリラックスすると、1〜2時間くらい眠ります。
また、横になって筋肉を伸ばすことで、血流が良くなり、筋肉を鍛えることができるため、競走馬の身体を強化する効果もあります。さらに、ストレスを解消し、心身をリラックスさせることができるのです。
Yogiboでお寛ぎの名馬アドマイヤジャパン(癒される〜)
応援している馬は睡眠とれてる?
競走馬が十分な睡眠をとることができるかどうかは、環境や調教法によって異なります。
例えば、競走馬が飼育されている場所が荒れた天候や騒がしい環境である場合、競走馬が安心して眠ることができないかもしれません。
そのため、競走馬を飼育する人は、環境を工夫して、競走馬が落ち着いて眠ることができるようにすることが大切になります。
また、競走馬が走る前に長時間の調教をする場合も、睡眠不足に陥ることがあるため、調教による体力消耗を回復させるためにも、競走馬が十分な睡眠をとるよう心がけることが大切です。
さらに、競走馬が十分な睡眠をとることで、身体と心がリフレッシュし、レースでのパフォーマンスが向上することも期待できます。
まとめ
有馬記念では「十分な睡眠を取れているか」という視点で、応援してみてはいかがでしょうか?
そして見事的中した暁には、名馬アドマイヤジャパンとYogiboをお揃いにして、新年をお迎え下さい。
それでは健闘を祈ります!
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